明日のNHK「クローズアップ現代」

明日、NHK「クローズアップ現代」
にて、生活保護をテーマにした番組が放送されます。

3月7日(水)NHK総合午後7時30分〜7時56分
                 BS2午後8時32分〜8時58分

テーマ:「狙われた生活保護(仮題)」

国民に最低限の生活を保障する生活保護。その制度の盲点を突き、
生活保護費を不正に取得していた詐欺グループが大阪で摘発された。
グループはホームレスに生活保護費を不正に申請させ、その一部を騙
し取っていたのだ。生活保護をめぐっては、更に、一部の病院がホーム
レスに不必要な入院をさせて検査を繰り返し、多額の医療扶助を得て
いる実態も明らかになっている。財政難の中、国は生活保護費の受給
を認定する審査を厳しくする方針を打ち出し、生活保護が本当に必要
な人でも認められないケースも起きている。こうした中で、なぜ、生活
保護費が不適切に支出される事態が生じているのか。その実態を取
材し、制度が抱える問題に迫る。
(NO.2380)

スタジオゲスト:鈴木 亘さん(東京学芸大学助教授)
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今夜のテレビ!!

こんにちわ。花粉症の季節ということで壁紙も花粉症にしてみました。
野宿されているみなさまは、ずっと外にいるために花粉症になったら大変だと思います。
花粉症のみなさまお大事に!

さて北九州市の保護行政に関する番組が今日深夜に放送 されるそうです。
ぜひご覧ください。
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http://www.ntv.co.jp/document/
と    き:2/25(日)深夜24:50−25:20、読売テレビ系列
番組名:「ドキュメント’07」テーマ「その先は孤独死 〜行き詰まる生活保護」

去年5月、北九州市の市営団地で男性が孤独死した。男性は生活保護の
申請に役所を訪れたが、申請書すら渡されなかった。北九州市は生活保護に関し
て全国でも低い受給率を維持している。一方で、生活保護を不正受給しているい
わゆる「乱給」の状況にある自治体もある。不況の影響もあり国の社会保障関
係費は膨らんだ。
生活保護の財政の支出は国が7割、自治体が3割。北九州市の 『水際作戦』は
全国のモデルになりつつあるという。支出の削減が優先され助け を求める
人たちの声を聞き逃す…、そんな方法が全国に広まろうとしている。 

制作=福岡放送

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生活保護却下に抗議か・秋田

こんなニュースが。


先日NHKで放映された、「ワーキングプア」といい、働ける人でも働けない人でも生きにくい社会の中で、いのちを守るための最後の砦のような制度でさえ、厳しい条件のもとでしか利用できない現状で、今後はさらにその予算が削減されていきます・・・。


秋田県は、標準的な世帯収入が東京の世帯の半分以下、過疎地では、農業を続けられず、集落を離れていく人が増え、いくつもの集落が無人になっているとのこと。


もっと気軽に利用できるような制度を作れないのですかあ。


以下、転載。
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◎市役所駐車場で練炭自殺=「俺が犠牲に」−生活保護却下に抗議か・秋田
(時事通信社 - 07月25日 21:10)
 24日午後2時ごろ、秋田市山王の秋田市役所駐車場に止めた車の中で、男性が倒れているのを市職員が見つけた。秋田中央署が調べたところ、市内の無職男性(37)が車内で死亡しており、練炭を燃やしたしちりんが2個あった。死因は一酸化炭素中毒で、同署は自殺とみている。


 市健康福祉部によると、男性は睡眠障害で働けないとして、5、6月に計2回、生活保護を申請したが、市は就労可能などと判断し却下した。


 男性が相談に訪れていた市民団体「秋田生活と健康を守る会」によると、男性は23日夜、友人に「俺(おれ)みたいな人がいっぱいいる。俺が犠牲になって福祉をよくしたい」と話したという。遺書はなかったが、同会は申請却下に対する抗議の自殺だったとみている。 

[時事通信社]

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なにごともはじめてなもので。

今日初めて事件を受任している方の生活保護申請に同行しました。

某区福祉事務所。

担当職員の愚痴をひとしきり聞いて、就労指導についていろいろ説明してもらって2時間ぐらいたったら、いつの間にか申請書を出してきてくれて、本人が書いたところ受理されました。弁護士は粘るのも仕事なんだなと実感しました。

若い方なので、私は施設保護も覚悟していたのですが、担当職員さんが「うちの区には生活保護施設やSSS(あるNPOが運営している、生活保護受給者を収容する宿泊施設。)はありません。」とおっしゃるので、本人にアパートを探してきてもらって、居宅保護をめざそうということになりました。

しかも、もう寝るところもない状態だったのですが、とりあえず今週の寝る場所も確保してくれました。

ただ、これから本人がちゃんとアパートを見つけてきてくれるのかが、ちょっと心配です。

もやいさんにはお世話になると思いますのでよろしくお願いします。

それと隣で保護の申請に来た人が追い返されているのを見るのはつらかったです。

具体的事件のことなので、抽象化して書きましたが、問題があればすぐに削除をお願いします。

私のことがわかる人はアドバイスもお願いします。

by孤独な旅人

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12月3日大田寮報告

今日の大田寮相談会は、16名の相談者がいらっしゃいました。うち一人は生活保護申請となり、今度の火曜日に総合相談のスペシャリストY氏が付添います。
夏から毎月のように「自立支援センター利用経験者」で再度の利用を拒否された人たちが相談に訪れていますが、本来ならば、私たちが関与しなくても、福祉事務所が責任を持って対応すべき人たちです。
しかし、それがおこなわれておらず、多くの人たちが本人の希望とは裏腹に路上に戻されている…。
毎月1~2名というきわめてささやかな取組ではありますが、こうした取組を通じて、徐々に不当な生活保護適用状況が改善されていけば、と願っています。
本日の大田寮報告でした。

(y@事務局)

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