なんでも相談会@美竹公園(5/5)
5月5日は、のじれん・せいこうかい合同「なんでも相談会@美竹公園」にて、当ネットワークが法律相談を担当しました。
9件の相談があり、多くの方が連休明けに生活保護申請をすることとなりました。
相談員より
お一人は、70代の高齢者。2年間渋谷区で保護を受けていたが、相部屋施設を転々とさせられ、最終的には施設長との折り合いが悪く自主退去した。というものです。
この方、ADLも要介護であるにもかかわらず、介護認定もなく介護サービスを利用して居宅生活を営めるかの検討もなされていないのは問題だし、ホームレスだった方は、どこまで行ってもホームレス扱いの劣等処遇を強要されるという典型だったと認識します。
5月7日に、生活保護申請に同行することになりました。
主催者の方より
「どうしようかな」とためらいながら様子を伺いにこられた方々に「今日きてくれてる法律家の人たちは、気軽に聞いてくれますよ、やさしいですよ、とりあえず話してみたら?」と言うと、「じゃあ」と相談テーブルに。
生活保護申請で、福祉事務所や施設で嫌な思いをしてきた方が多い。
相談会で話をして「一緒に申請に行きましょう」と言うと、「もう一度がんばるか」と顔がほころぶ。
申請用紙を真剣に書いている姿を見ながら「良かった」と思う。
同時に憤りを覚える。
一番弱い立場におかれた人が、一人で行政に助けを求めて相談・申請に行ってもうまくいかないのに、支援者が同行すると(バトルの末だが)うまくいくというのは、おかしい。
それってまさしく行政が弱いものいじめしている、ということじゃないか!
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