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ブルームーン

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「しだれ桃」の撮影者から、昨夜のお月さまの写真もいただきました。
ひと月のうちの2度目の満月を
「ブルームーン」というとのこと。
2010年は1月と3月にブルームーンが見れたのだそうですよ。

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しだれ桃

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ある方が撮って送ってくださった「しだれ桃」です。
「桜」ではありません。

きれいですね。
春の香りがするスナップです。

(事務局n)

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【無料相談会】3月のなんでも総合相談会 in 四ッ谷

つながる総合相談ネットワーク東京が
3月29日(月)に「3月のなんでも相談会 in 四ッ谷」を開催します。
どなたでも予約なし・無料でご相談できます。
さまざまなご相談について、弁護士・司法書士などの法律家や
専門家や支援者などがお話をうかがいます。お気軽にお越し下さい。

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●月例ワンストップ総合相談会(相談無料/予約不要)
「第13回3月のなんでも総合相談会 in 四ッ谷」
日 時:3/29(月)午前10時−午後7時
場 所:日本司法書士会館地下 日司連ホール(四ツ谷駅・市ヶ谷駅より5分)
http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/intro/accessmap.html

○相談分野:法律相談、生活相談、労働相談、依存症の相談など
 *当日、翌日に生活保護申請同行支援などを予定。

○生活に困っている相談者の方には軽食が出ます
○履歴書の無料配布・証明写真の無料撮影サービスあります(11−15時のみ)
○喫茶コーナーあります
○以前相談を受けた方の相談も可能です
○相談者多数の場合は、お待ちいただくことがあります

共催:法テラス東京 全国青年司法書士協議会 東京青年司法書士協議会  
   特定非営利活動法人ジャパンマック 青年法律家協会弁護士学者合同部会
   つながる総合相談ネットワーク東京準備委員会 
後援:東京弁護士会 第二東京弁護士会 東京司法書士会

●こんなこと相談できます●
【しごと】
派遣切り・雇い止めにあって仕事が切れて生活できない
失業保険でやりくりしていたがもうじき所持金が尽きてしまう
きちんとした賃金を払ってもらえずに解雇された
本当は会社都合の解雇なのに自己都合ということで辞めさせられました
労働環境が劣悪です

【くらし】
生活保護を申請して生活再建したい
離婚や相続、家族の問題など気軽に相談したいんだけど
くらしの中で法律的な困りごと、どこに相談したらいいの?
成年後見について相談できますか
土地の売買のトラブル、どうしたらいいですか
知らないうちに住民票や戸籍がなくなっているんですが・・・
借金が返済できなくなってしまった
過去の借金のことが気になっています
ヤミ金から逃げているんですが取り立てが怖くて住居を持てません
借金の時効や破産について知りたいです
女性が安心して相談できる相談窓口を探しているんだけど
DVの問題、どこに相談できますか
養育費の問題でトラブルになっています

【いのち】
医療を受けたいけど保険証がありません
うつ状態が続いて仕事に行けません
アルコールや薬物依存について相談できる専門機関を探しています
家がなく路上生活をしていて行き場がありません
仕事がなくなり所持金や食べ物がつきてしまった

【すまい】
家賃を滞納してアパートを追い出されそう
家の鍵を付け替えられて部屋に入れなくなりました
知人が刑務所から出所します。帰る家がない場合はどうしたらいいですか?
派遣切りとともに寮から追い出されることになると言われました
カプセルホテル・ネットカフェの生活から脱出したい・・・

・・・・などなど、さまざまな相談に法律家や専門家がご相談にのります。
相談は無料です。
おひとりで悩まずにまずは気軽にご相談ください。

問い合わせ:つながる総合相談ネットワーク東京 03-5312-7654(月水金11時−5時)

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本日は作業日なり

今日はまるまる一日パソコンの前におりました。
パソコンにずっと向かっているのってとっても疲れますね・・・
ブログの更新や過去の記事データのチェックと修正(←これがちょっと大変だった)
書類作りなどなど・・・。
ごくごく普通の事務作業なのですがもともと事務作業が苦手なのでした。

さてさて3月後半から4月にかけてイベントのお知らせをたくさんアップしましたよ!
ぜひぜひチェックしてみてください。

外の空気に春の匂い。
お堀ばたの桜の木々もつぼみをふくらませ始めました。
次のブログ更新日には桜も咲いているかも。

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【イベント】『Weabak:外泊』上映会&トーク・イベントのご案内

『Weabak:外泊』上映会&トーク・イベントのご案内

510日間に及んだ韓国の女性非正規労働者たちの闘いを描いたドキュメンタリー作品
『Weabak:外泊』を上映します。まだ観ていない人は、この機会をお見逃しなく! 上
映後には、韓国労働運動とジェンダーの視点からお二人のトークを予定しています。

日 時:2010年3月25日(木曜日)午後6時30分〜9時
場 所:明治大学駿河台キャンパス研究棟2階第9会議室
(高層のリバティータワーの後ろの建物です。リバティタワー入口を入り、左奥に進む
と出口があります。そこを出ると研究棟入口です。エレベーターで2階に上がって下さ
い。)

参加費:無料
作品名:『Weabak:外泊』(監督:キム・ミレ/韓国・日本語字幕/2009/75分)
トーク:金元重さん(千葉商科大学教授)&丁智恵さん(東大大学院生)

■作品の内容
2007年6月30日夜、500人の女性労働者たちが韓国ワールドカップ競技場にある「ホー
ムエバー・ハイパーマーケット」のカウンターを占拠した。翌7月1日「非正規職保護
法」が施行。ホームエバー社は法の施行を前に大量解雇を行い、女性労働者たちはそ
の差別的扱いに怒り、立ち上がった。『Weabak:外泊』は、510日間続いた女性労働者
たちの闘いを描く。女性たちは歌い、踊り、泣き、笑う。労働闘争はいつしか家族的
役割からの解放の場を生み出した。

作品紹介サイト
http://film.weabak.info/

■キム・ミレ監督の紹介
1964年生まれ。労働問題を通して韓国社会の現実を撮り続けてきた。代表作品に
『Always Dream of Tomorrow(私は日ごとに明日の夢を見る)』(2001)、『We Are
Workers Or Not?(労働者だ、違う)』(2003)、『NoGaDa(土方)』(2005)などがある。
『Weabak:外泊』は第11回ソウル国際女性映画祭(2009)、第14回釜山国際映画
祭(2009)、山形国際ドキュメンタリー映画祭(2009)で上映された。

■主催
 Labor Now
 明治大学労働教育メディア研究センター
  http://www.kisc.meiji.ac.jp/~labored/
 一橋大学フェアレイバー研究教育センター  
  http://www.fair-labor.soc.hit-u.ac.jp/

■問い合わせ先
 Labor Now: labornow@jca.apc.org
 労働運動にかかわる参加型の教育やメディア制作、国際連帯にとりくむ会員組織 
 http://www.jca.apc.org/labornow/
 http://labornow.blogspot.com/  

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【イベント】反貧困フェスタ2010 in みやぎ - 立てなおそう 取り戻そう ひとりじゃない

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反貧困フェスタ2010 in みやぎ - 立てなおそう 取り戻そう ひとりじゃない

 今年の「反貧困フェスタ」は宮城・仙台です!

日 時:2010年3月20日(日)10:00~17:00
場 所:仙台弁護士会館
    宮城県仙台市青葉区一番町2丁目9番18号
    電話 022-223-1001
    交通 仙台駅より徒歩15分
参加費:無料 *可能であれば、カンパをお願いします。

●タイムスケジュール
10:00~ 分科会
 分科会
 ○女性の労働と貧困分科会
 ○生活保護・セーフティネット貸付分科会
 ○労働相談経験交流分科会
 ○こどもの貧困分科会
 ○日本版MDGs分科会

13:00~ 全体会
 ○基調講演
  湯浅 誠 NPO法人もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長
 ○模擬団体交渉
  劇団仙台&みやぎ青年ユニオン

 ○パネルディスカッション
 〔パネリスト〕
   関根 秀一郎 派遣ユニオン書記長
   村上 晃   弁護士
   新沼 鉄也  ワンファミリー仙台
   赤石 千衣子 しんぐるまざぁずふぉーらむ
   杉山 裕信  CILたすけっと
 〔コーディネーター〕
   新里 宏二  弁護士
 ○貧困ジャーナリズム大賞授賞式
 17:00 終了予定

 ☆当日は健康相談、労働相談、生活相談を実施しています。女性の方にも気兼ねなくお越し頂けるよう、女性専用の相談窓口もご用意しています。
 ☆全体会は手話、もしくは要約筆記の情報保障をいたします。
 ☆託児ルームもご用意しております。
  6ヶ月以上小学1年生まで、先着順。3月10日まで申し込みください。(託児利用料 ひとり 300円+おやつ代100円)
  ※アレルギーやしょうがいのあるお子さん、上のお子さんについてもご相談ください。
 ☆NPO法人未来環境福祉ネットワークからの衣類の無料提供、格安販売も予定しています。


●反貧困フェスタ2010 in みやぎ
 2009年1月東京の「年越派遣村」は、職を失うと同時に住居も失うという日本の現実を明らかにし貧困の深刻さを社会に告発しました。
 その後、東京に続き全国各地で続々と「派遣村」が開催されました。ここ宮城県でも「反貧困フェスタinみやぎ」が一般市民500名の参加で大規模に行われました。こうした全国の運動は、世論を動かし、行政を動かし、一定の重要な成果を上げてきました。
 例えば、路上生活者のために一時的に住居を提供するシェルターのための予算を国が付けたこと、生活困窮者のために保証人なしで低利で生活費等を国が貸し付けるセーフティネット貸付制度が実現したこと、民主党政権が派遣法抜本改正に向けて法案化に着手したこと、2009年末に国と自治体自らが「ワンストップサービス」、「公設派遣村」を開設したことなどです。
 しかしそれでも真の解決には程遠いのが現実です。せっかく国がシェルター予算を付けても手を上げない自治体が多いですし(宮城県もそうです)、セーフティネット貸付も融資実行まで時間がかかりすぎる等の問題があります。民主党政権が考えている派遣法改正案も原則禁止のはずの登録型派遣に多くの例外を認めたり、改正実施時期を先送りにするなどの問題があります。行政が実施した「ワンストップサービス」や「公設派遣村」についても、真に相談者・利用者のためになっていたのか大いに疑問があります。
 そこで今年の「反貧困フェスタ」では、これまでの反貧困の運動の到達点と現状の問題点を明らかにし、その中で今後の運動の方向性を一緒に考えてみたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 お問い合わせ:反貧困フェスタ2010inみやぎ実行委員会
        仙台市青葉区一番町二丁目10番24号
        翠(みどり)ビル2階
        一番町法律事務所
        電話 022-262-1901
        FAX 022-267-0144

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【イベント】シンポジウム「貧困ビジネス被害を考える〜被害現場からの連続報告」

シンポジウム「貧困ビジネス被害を考える〜被害現場からの連続報告」

 貧困問題の深刻化が進むなか、生活困窮者をターゲットとしたいわゆる「貧困ビジネス」による被害の実態が明らかになりつつあり、マスコミ報道等によっても注目を集めています。とはいえ、その実態は多岐にわたり、貧困問題や消費者問題に取り組む弁護士の間でもその実態と問題点が十分に理解されているとはいい難く、また、その法的問題点と被害救済のノウハウの蓄積も現在進みつつあるものの、広く共有されているともいい難いのが実情です。
 そこで、「貧困ビジネス」の実態把握・救済活動の第一線に立つ弁護士・支援者らの経験・知識を共有化し、今後の法的問題点・被害救済方策等を検討するシンポジウムを開催します。

日 時 2010年4月12日(月)18:00〜20:30(開場:17:30)
場 所 弁護士会館2階 講堂クレオA
(会場地図)
(千代田区霞が関1−1−3 地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)
参加費等 参加無料(※事前申込は必須ではありませんが参加者数把握のため、できる限りお申し込みください。)

内 容(予定)
●基調報告
 湯浅 誠 氏(反貧困ネットワーク事務局長)
●「無料低額宿泊所」問題についての報告
 藤田孝典 氏(NPO法人ほっとポット代表理事)
●「追い出し屋」問題被害についての報告
  増田 尚 弁護士(大阪弁護士会・全国追い出し屋対策会議代表幹事)
●「派遣労働における搾取事例」についての報告
船崎まみ 弁護士(愛知県弁護士会・愛知県派遣村実行委員会委員)
●被害救済方策等についての討議

申込方法 申込書をご参照の上、FAX (03−3580−2896)でお申し込みください。
申込書(PDF形式・966kB)
主催 日本弁護士連合会
問合せ先 日本弁護士連合会 人権部人権第一課
TEL:03−3580−9504/ FAX:03−3580−2896

※ 御提供いただいた個人情報は、日本弁護士連合会のプライバシーポリシーに従い厳重に管理いたします。また、この個人情報に基づき、日本弁護士連合会もしくは日本弁護士連合会が委託した第三者より、シンポジウム等のイベントの開催案内、書籍の御案内その他当連合会が有益であると判断する情報を御案内させていただくことがあります。なお、個人情報は、統計的に処理・分析し、その結果を個人が特定されないような状態で公表することがあります。

※ 当日は、当連合会において、集会の内容を記録し、また、成果普及に利用するため、会場での写真・映像撮影及び録音を行う予定です。撮影した写真・映像及び録音した内容は、当連合会の会員向けの書籍のほか、当連合会のホームページ、パンフレット、一般向けの書籍等にも使用させていただくことがあります。また、報道機関による取材も予定されており、撮影された映像・画像はテレビ、新聞等の各種媒体において利用されることがあります。撮影されたくない参加者の方は、事務局までお申し出ください。

以上。

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【イベント】 生きてるぞ!野宿者が撮った写真展 〜夜まわり三鷹の仲間たち〜

*** 写真展、ご案内 ****
生きてるぞ!
野宿者が撮った写真展
〜夜まわり三鷹の仲間たち〜

日時: 4月27日(火)〜5月2日(日)
     10:00〜20:00 ( 初日は13:00〜/最終日は〜16:00)
場所: 三鷹市美術ギャラリー (三鷹駅南口前コラル5F)

      http://mitaka.jpn.org/gallery/
料金: 無料(余裕がある方は、カンパをお願いします)


ようこそ、インスタントカメラの写真展へ
 この写真展には、500円27枚撮りのインスタントカメラの写真しかない。野宿や生活保護で暮らす仲間/支援の仲間。一人ひとりに1個だけカメラを渡 し、毎日の暮らしの中で撮ってくれた。にわかカメラマンたちは、写真屋で現像したサービスプリントの27枚を吟味し、1枚だけを選んで作品名をつけてくれ た。
 一所懸命、あるいはわくわく、あるいは困惑して撮った作品に出会えるはず。
 使い方を知らない人には「フィルムを巻いて、押すんだよ。暗い所ではここにストロボがあるから」と大雑把に説明したが、インスタントカメラなのでそれし か言いようがない。ピントや絞りなどの細かい調整は一切できず、技術・芸術なんて関係なし。
 野宿の仲間は、撮られるばかりだ。時に街の厄介者として無視・排除されたり暴力をふるわれたりして、それゆえに取材・映像の対象として観られたりする。 それに、カメラに類するものは持っていないし、安く現像できるパソコン・プリンターなんてものもない。だからこそ、写真展なのだ。
 活動資金を寄付でまかなう夜まわり三鷹にとって、カメラ・現像・ギャラリーの費用は大変な出費。1回しか使うあてのない額を買う余裕はなく、作者に自ら の額を手作りしてもらう予定だ。野宿の仲間が寒さをしのぐために使う段ボールにカラースプレーでデコレーションして。個性あふれる額も、お楽しみに。
 この写真展が、出会う場となるように。共に生きるために。

主催: 夜まわり三鷹
Phone  070-5451-7010(荒瀬)  090-1790-8518(登川)
e-mail  arasi@mva.biglobe.ne.jp
Web   http://www7a.biglobe.ne.jp/~yomawari-mitaka

**** 写真展ご案内、以上 ****

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【イベント】シンポジウム「検証!公設派遣村」

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 シンポジウム「検証!公設派遣村」のご案内
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 年末年始に国と東京都がおこなった「公設派遣村」には900人を超える人が集まりました。今回は「無断外泊200名」など否定的な報道も続きましたが、本当の実態はどうだったのか、東京都の運営の実際は? など、疑問も浮かんできます。
 私たちワンストップの会は、民間団体として利用者の相談活動にあたってきましたが、その中で感じているのは、不況の深刻化とその下での生活破壊のひろがりです。
 行政が屋根と食事を用意して年末年始に特別対策をおこなったことは前進ですが、いろんな問題も浮き彫りになりました。「公設派遣村」とは何だったのか、そして今後の課題について、みなさんと考えたいと思います。

日 時  2010年3月28日(日)13:30〜16:30 (開場13:10)
会 場  四谷地域センター・ホール
        新宿区内藤町87番地 四谷区民センター11F
主 催  年越し派遣村が必要ないワンストップ・サービスをつくる会
        電話:080−3432−9023
交 通  営団地下鉄・丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分

ーーーーーーーーーーー
以上。

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★好評発売中★「路上からできる生活保護申請ガイド」(発行:ホームレス総合相談ネットワーク/発売:大学図書))

お知らせが遅くなりましたが
ホームレス総合相談ネットワークでは2009年12月に
「路上からできる生活保護申請ガイド」(定価1000円/愛称ノイエボン)を発行いたしました。
まだお買い求めになっていない方は、お近くの書店でお買い求めください!

この書籍は、これまで出版された生活保護についてのどの書籍とも
一線を画す画期的な内容となっています。
イラスト・マンガなどで誰にもわかりやすい内容になっているだけではなく、
切り取って使える生活保護申請書が添付されているほか、全国の住宅扶助費の上限、
アパート転宅費の上限なども掲載、生活保護を受けた後のトラブルについての説明など、
生活保護を申請したい人にも、支援活動をしたい人にも
読みやすく使いやすい内容になっており、すでに全国の多くのみなさまに読んでいただいています。

さて、発行以来、全国のみなさまにかわいがっていただき始めたノイエボンですが、
改めて、大学図書から発売され、全国デビューすることとなりました。
現在、以下のネットショップや書店でお買い求めいただけます。
(大口のご注文やイベントなどでの販売、夜回りや相談会での配布分のご希望がある場合は
 事務局にお問い合わせください)

日本全国の一家に一冊。
ご家族やお友だちにもお知らせいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

★☆★☆★好評発売中☆★☆★☆

「路上からできる生活保護申請ガイド」
発行:ホームレス総合相談ネットワーク
発売:大学図書
ISBN:978-4-924380-26-4

■書店ネットショッピングサービス(3/3現在)
紀伊國屋書店BookWeb
トーハンのオンライン書店
セブンネットショッピング
八重洲ブックセンターネット注文
ジェイブック株式会社
ジュンク堂
livedoor BOOKS

■「路上からできる生活保護申請ガイド」が買える全国の書店
(法律/社会福祉/社会保障/生活保護のコーナーなどに配架されています)
1  紀伊國屋書店梅田本店
2  紀伊國屋書店広島店
3  紀伊國屋書店福岡本店
4  ジュンク堂書店那覇店
5  ジュンク堂書店難波店
6  旭屋書店本店
7  ジュンク堂書店藤沢店
8  ジュンク堂書店池袋本店
9  ジュンク堂書店仙台店
10 丸善津田沼店
11 ジュンク堂書店秋田店
12 ジュンク堂書店京都BAL店
13 ジュンク堂書店盛岡店
14 ジュンク堂仙台ロフト店
15 宮脇書店総本店
16 丸善ラゾーナ川崎店
17 丸善丸の内本店
18 三省堂書店札幌店
19 旭屋書店池袋店
20 旭屋書店船橋店
21 書泉ブックタワー店
22 書原霞ヶ関店
23 丸善日本橋店
24 ジュンク堂書店札幌店
25 須原屋本店
26 三省堂書店名古屋テルミナ店
27 フタバ図書MEGA
28 宮脇書店本店
29 紀伊國屋Y広島
30 紀伊國屋書店徳島店
31 紀伊國屋書店クレド岡山店
32 丸善岡山シンフォニービル店
33 紀伊國屋書店渋谷店
34 紀伊國屋書店流山店
35 紀伊國屋書店前橋店
36 紀伊國屋書店宇都宮店
37 紀伊國屋さいたま新都心店
38 紀伊國屋書店大手町ビル店
39 有隣堂本店書籍館
40 有隣堂横浜西口ロザダイヤモンド店
41 有隣堂ヨドバシAkiba店
42 有隣堂書店アトレ恵比寿店
43 三省堂書店神保町本店
44 リブロ池袋店
45 書泉グランデ
46 三省堂書店大丸札幌店
47 紀伊國屋書店ゆめタウン博多店
48 ブックセンタークエスト小倉店
49 丸善福岡ビル店
50 ブックファースト梅田店
51 紀伊國屋書店神戸店
52 紀伊國屋書店新潟店
53 紀伊國屋書店札幌本店
54 旭屋なんばCITY店
55 丸善名古屋栄店
56 ジュンク堂書店福岡店
57 ジュンク堂書店京都店
58 ジュンク堂書店梅田店
59 ジュンク堂書店大阪千日前店
60 ジュンク堂書店大分店
61 ジュンク堂書店鹿児島店
62 ジュンク堂書店大阪本店
63 ジュンク堂書店大阪天満橋店
64 ジュンク堂書店三宮店
65 ジュンク堂書店西宮店
66 ジュンク堂書店名古屋店
67 ジュンク堂書店明石店
68 ジュンク堂書店姫路店
69 ジュンク堂書店広島店
70 ジュンク堂書店プレスセンター店
71 ジュンク堂書店新潟店
72 ブックファースト新宿店
73 ブックファースト渋谷文化村通り店
74 ジュンク堂書店大宮ロフト店
75 ブック・デポ書楽
76 書原六本木店
77 戸田書店静岡本店
78 喜久屋書店小樽店
79 芳林堂書店高田馬場店
80 芳林堂書店津田沼店
81 紀伊國屋書店新宿本店
82 八重洲ブックセンター
83 至誠堂書店
84 名法書店(弁護士会館書店/東京)
85 法政書房(弁護士会館書店/名古屋)
86 法務図書センター(弁護士会館書店/東京)
87 成文堂

以上。

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【裁判のお知らせ】3月11日(木)新宿区ホームレス生活保護裁判(新宿七夕訴訟)第7回期日

来る3/11(木)に、新宿区ホームレス生活保護裁判の第7回期日が行われます。
午前11時30分より、東京地方裁判所103号法廷にて。
新宿区の異常な生活保護行政を正し、日本全国の路上生活を余儀なくされて
いる方たちの生存権のあり方問う裁判です。
裁判の時間は30分ほどです。お休みを取れる方、お仕事の合間にふらりと
お寄りいただける方は、ぜひぜひお越し下さい。

103号法廷は東京地裁の中でいちばん大きな法廷です。
中に入れない人がでるくらいたくさんの方たちに傍聴していただき、
裁判官に対してこの裁判の社会的意義、関心の高さを示したいと思います。
期日の後は報告集会もありますので、そちらにもどうぞご参加ください。

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「ホームレス」だと生活保護を受けられないの?
〜アパートでごく普通に暮らす生活を求める裁判(東京)〜
新宿区ホームレス生活保護裁判(新宿七夕訴訟)第7回期日

期  日:2010年3月11日(木) 午前11時30分から
場  所:東京地裁103号法廷(傍聴希望の方は直接法廷におこし下さい)
     地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分
     地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分
被  告:新宿区
原告弁護団:宇都宮健児弁護士(弁護団長)、渡邉恭子弁護士、小海範亮弁護士、
      戸舘圭之弁護士、森川文人弁護士、酒井恵介弁護士、木下徹弁護士、
      加藤寛之弁護士、吉田悌一郎弁護士、中川素充弁護士、東奈央弁護士、
      山本志都弁護士ほか  
期日内容:原告から、主張の補充と証人申請等を行う予定。

※終了後、報告集会を行います。

●報告集会
日  時:2010年3月11日(木) 12時ころから
場  所:弁護士会館5階508ABC。
連絡先:ホームレス総合相談ネットワーク(03-5312-7654)

●裁判傍聴に参加できるみなさまへ
裁判所までひとりで行けない方、交通費の余裕がない方は
午前10時30分に以下のところに集まってください。
みんなで電車に乗って、東京地方裁判所まで一緒にいきます。
待ち合わせ場所から往復の切符をお渡しします。
待ち合わせ場所に「新宿裁判待ち合わせ!」という紙をもった人が
立っていますので声をかけてください。

【待ち合わせ場所】
◆新宿地区:新宿駅西口地下ロータリー交番前
◆台東・墨田地区:浅草駅そば水上バス乗り場前
◆四ツ谷地区:丸の内線四ツ谷駅改札口前広場

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「ホームレス」だと生活保護を受けられないの?
〜新宿区の生活保護行政を問う!!新宿区ホームレス生活保護裁判〜

「自分のアパートで安心して落ち着いて暮らしたい」
「一日も早く安定した仕事に就いて働きたい」
こんな思いは、願ってもかなわないことなのでしょうか。

失業したことがきっかけで、新宿の西口地下通路で路上生活を余儀なくされていたYさんは、
アパートでの生活を目指して、新宿区福祉事務所に3度の生活保護申請を行いました。
しかし「充分働ける年齢だ(稼働能力不活用)」などを理由に3度とも却下処分を受けたのです。
Yさんは石原東京都知事に対して、新宿区福祉事務所の「生活保護却下の取り消し」と、
「保護開始決定の義務づけ」を求め、2008年7月7日七夕の日に
東京地方裁判所に対して、新宿区役所を相手に訴えを起こしました。

3度目の生活保護却下処分を受けたYさんは、
2ヶ月も住居が定まらず先行きの見えない不安定な日々を送っていましたが、
1日も早(はや)く生活を落ち着けて仕事をしたいという切実な思いから都内のA区で
生活保護申請を行ったところ、新宿区とは異なり即日に保護開始の決定がなされ、
Yさんは数週間後にはアパートでの生活を始めることができました。
その後、Yさんは落ち着いた生活の中で就職活動を行い、
仕事に就くことができ、現在は裁判の対応をしながら充実した毎日を過ごしています。

この裁判は、新宿区の違法かつ不当な対応を正し
Yさんの「いのちと暮らし」を守り、
また、裁判所や福祉事務所を含め日本社会に生きるすべての人に対し、
Yさんと同じように、路上生活など安定した住居を持てず
不安定な生活を余儀なくされている、多くのホームレス状態にある方たちの
「生きる権利(生存権)保障」のあり方を問う非常に意義のあるものです。
ホームレス問題・生活保護問題に関わるみなさま、
裁判傍聴をはじめ、ぜひともご指導・ご支援・ご協力をお願いいたします。

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【シンポジウム】自殺と貧困から見えてくる日本〜生きていてもいい。つながりから広がる私たちができること〜

【シンポジウム】
 自殺と貧困から見えてくる日本〜生きていてもいい。つながりから広がる私たちができること〜

日時:2010年3月10日(水)17:30開場 18:00〜20:40
場所:日本教育会館(一ツ橋会館)3階ホール http://www.jec.or.jp/
   千代田区一ツ橋2-6-2 電話03-3230-2831
   地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分
共催:反貧困ネットワーク・NPO法人ライフリンク

自死遺族・未遂者からの発言を聞いた後、パネルディスカッションを行います。

●パネリスト
福島 みずほ 内閣府特命担当大臣(自殺対策)
清水康之   内閣府参与・NPO法人ライフリンク代表
湯浅誠    反貧困ネットワーク事務局長
コーディネーター  中下大樹(僧侶)

参加費:500円(カンパ歓迎)
定員:800人

情報保障:要約筆記と手話通訳がつきます
当日配布資料:自殺や貧困問題など、困った時の相談先リスト一覧を配布予定

申し込み:お名前・所属(ある方のみ)・連絡先をご記入の上、メール(nakashita@athena.ocn.ne.jp)かFAX(03-5272-2401)でお申し込みください。
いただいた個人情報は、本シンポジウムの申し込み確認以外では使用しません。
*大変申し訳ございません。車いすスペースに限りがございます。事前申し込みにご協力ください。
問い合わせ:反貧困ネットワーク(自殺対策ワーキングチーム)
中下大樹 nakashita@athena.ocn.ne.jp(080-1138-1971)
山本創  yamamoto@dpi-japan.org (090-6193-1232)まで

【シンポジウム趣旨説明】
現在、日本では「もう生きられない」「生きていても仕方がない」と自らの命を絶ってしまわれる方々が12年連続で3万人以上いらっしゃいます。
自殺者の多くが中高年以上の無職者であること、生活困窮者であることを考慮すると、貧困問題と自殺問題の根っこは同じであると考えることが出来ます。
自殺に至る要因は決して一つではなく、失業、多重債務、うつ病などの病気、家庭問題など、様々な要因が複合的に重なり合って死に至ることも専門家の調査によって分かっています。
“自殺者は社会に殺された”とも言えます。

一方、自殺問題に関しては、社会が悪いというだけでなく、私たち市民の側にも責任があるように感じています。それは経済至上主義、お金儲け優先で、何よりもあたたかい人と人とのつながりや思いやり、日々のささやかな暮らしの営みをあまりにも軽視してきた私たちの社会、私たちの生き方そのものを象徴しているのではないでしょうか。
自殺は弱い人がするものと無関心を装ってきた結果、12年連続で3万人を超えてしまったのではないでしょうか?

貧困問題と同じく、自殺問題を正面から考えることは、私たちひとりひとりが「どのような社会を望み、どのような生き方をするのか」という問題でもあります。
私たちは自殺で亡くなった、多くの方々に心より哀悼の意を捧げたいと思います。
そして、繰り返される悲劇を引き起こしている社会のありようを根本から見据え、私たちひとりひとりがどんな状況になっても「生きていてもいいんだ」と自分の生を肯定できる社会、どんな人でもそれぞれが尊重される世の中にしていきたいと強く願っています。
自殺により失われてしまった命は戻ってはきません。

今、私たちに出来ることは自殺という形で大切な方を喪ってしまったご遺族の方、自殺未遂をした当事者の声に耳を傾け、この社会を作ってしまった一人ひとりとして、自分に何ができるのかを考えることだと思います。
自殺に関する集会を開くことで、私たちそれぞれの「生き方」を正面から考えてみたいと思います。
自殺問題、貧困問題に関心のある方、そして「生きづらさ」を抱えている全ての方々に、私たちの集会への参加を呼びかけます。

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【TV番組】NHK教育テレビ「知る楽」“貧困”国家 日本の深層

こんな番組があるようです。
今も昔も、時代が変わっても貧困がなくならならず
同じことを繰り返している日本です。

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NHK教育テレビ 「知る楽」 
(放送:月ー木曜日午後10:25-10:50 再放送あり)

“貧困”国家 日本の深層
「格差社会」「ワーキングプア」「派遣切り」-ここ10年、新たなキーワードとともに急速に社会問題となったのが「貧困」である。現在、日本の国民に占める貧困層の割合は先進国中4番目といわれ、改善の兆しは未だ見えない。経済評論家の内橋克人さんは、こうした状況を招いたのには、日本という国のあり方が深く関わっていると考えている。近代以降、現在に至るまで政府や大企業が弱い個人を犠牲にする社会構造が形成されてきたというのだ。さらに近年、内橋さんが危ぐするのが「自己責任論」の問題。政府が「自己責任・自助努力」の名の下に貧困の公的救済に消極的で、社会の側にもそれに同調する部分があることが、問題解決を遠のかせていると内橋さんは分析する。
番組では内橋さんとともに歴史をさかのぼることで、貧困問題の根源を探る。社会構造と貧困が密接に関わり始めた明治時代から、人間生活の最低ラインを守るセーフティーネットが崩壊の危機にさらされている現代まで、貧困の歴史を通して日本のあり方を問う。
  
●シリーズ内容            本放送   再放送
第1回 明治の貧困と闘った男  3月2日   3月9日
第2回 「格差社会」の始まり  3月9日   3月16日
第3回 見えなくなった貧困     3月16日   3月23日
第4回 自己責任論の克服に向けて  3月23日 3月30日

●語り手
内橋克人 UCHIHASHI Katsuto
1932年神戸市生まれ。新聞記者を経て経済評論家。高度経済成長を担った現場の開発者、技術者、技能者の姿を描いた『匠の時代』(全12巻)で脚光を浴びる。90年代はじめから市場原理至上主義、新自由主義的改革に対して一貫して警鐘を鳴らしてきた。第60回NHK放送文化賞、宮沢賢治・イーハトーブ賞。主な著書に『内橋克人 同時代への発言』(全8巻)、『共生の大地―新しい経済が始まる』、『規制緩和という悪夢』(共著)、『浪費なき成長』、『ドキュメント昭和恐慌』、『日本資本主義の群像』、『悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循環』、『節度の経済学の時代』、『共生経済が始まる―世界恐慌を生き抜く道』、『始まっている未来―新しい経済学は可能か』(共著)など多数。

●第1回 明治の貧困と闘った男 3月2日 3月9日
明治維新は多くの困窮者を生んだ。新政府が財源不足から国民に新たな税負担を強いる一方、貧困対策をほとんど行わなかったためである。この状況に動き出したのが渋沢栄一(しぶさわえいいち)だった。実業家としてさまざまな企業の創設に関わり日本の近代化を経済面から支えた渋沢。しかしその一方で「東京養育院」という施設の院長となり貧しい人々に食事や寝場所を提供、その社会復帰の手助けに奔走したのだ。運営費を税金で賄っていた養育院が公金の無駄遣いと批判され廃止の危機に直面した時には、「困った人々を助けるのは義務である」と反論し、養育院を守った。しかし明治中期、貧しい工場労働者の権利を守る工場法の制定が議論されると渋沢は強く反対する。まだ産業界が発展途上のため、労働者の権利よりも産業育成を優先、貧困救済は個人が行うべきと考えざるを得なかったのである。明治の貧困問題に取り組んだ渋沢の苦闘を通して、日本の貧困問題の源流を探る。

●第2回 「格差社会」の始まり 3月9日 3月16日
大正時代、日本には格差社会が訪れていた。日露戦争後、軍需産業などで財を成した少数の富裕層と低賃金で働かされる多数の貧困層が現れたのだ。しかし政府はこうした貧困層にほとんど手をさしのべなかった。「貧困の原因は個人の責任」と分析していたためである。この状況に異を唱えたのが、東京市社会局で調査活動を行っていた草間八十雄(くさまやそお)。草間は貧民街や浮浪者たちの中に入り彼らの話に耳を傾けた。その結果、多くの貧しい人々が社会構造の変化による失業などやむをえない理由で貧困に追い込まれたことが明らかになったのである。国による貧困救済を訴える草間。しかし昭和に入り日本が戦争へと向かっていくと、草間の思いは裏切られてゆく。格差社会の歴史をたどり、社会は貧困にどう向き合うべきかを探る。

●第3回 見えなくなった貧困 3月16日 3月23日
昭和30年(1955)より始まった高度経済成長期、繁栄をおう歌する日本を底辺で支えた人々がいた。この時代に急増したビルや鉄道の建設現場で働いていた労働者たちである。彼らは多くの場合「日雇い」という不安定な身分で、定住場所を持たない者は年金や生活保護といった社会保障すら受けられなかった。日々の収入しか頼るもののない彼らの生活は、やがて石油ショックを機に破たんする。仕事が激減し生活が追い詰められる一方、豊かになった日本社会は、彼らの貧困から目を背けるようになったのだ。高度成長期以来、日雇いの人々が数多く集まった東京・山谷(現在の台東区・荒川区にまたがる地域)を舞台に、戦後日本の成長の影で、見えなくなっていった貧困の実態に迫る。

●第4回 自己責任論の克服に向けて 3月23日 3月30日
昭和56年(1981)、戦後の社会福祉政策に転機が訪れる。厚生省が生活保護の支給抑制を各自治体に求めた、通称「123号通知」の登場である。それは生活保護支給の資格審査を厳格化し、自力での貧困脱出を促そうとしたものだった。この結果、生活保護を受けられる人の数が激減。「貧困は自分の責任なのだからしようがない」という自己責任論が広がった。しかし何度も支給を断られた末、餓死する者も出るような状況に、受給希望者たちは反発。京都や秋田の生活保護支援グループが立ち上がる。当時の関係者のインタビューを中心に、生活保護の現場で行われた戦いに光を当て、「自己責任論」克服の道を探る。

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