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【イベント】NO-VOX国際連帯フォーラム@東京・大阪:2010年3月1日~7日

●NO-VOX国際連帯フォーラム@東京・大阪:2010年3月1日~7日
http://www.jca.apc.org/nojukusha/have-nots/

●歓迎全体交流会
日時:3月1日(月)18:00‐21:00
場所:四谷ひろば・コミュニティ4 新宿区四谷4‐20、四谷三丁目駅下車
   (カンパ、飲食持込歓迎)

●APFS労働組合との交流会
日時:3月2日(火)18:00
場所:板橋グリーンホール403 板橋区栄町36‐1、大山駅下車

●活動者ディスカッション
日時:3月3日(水)18:00‐21:00
場所:戸塚地域センター 新宿区高田馬場2‐18‐1、高田馬場駅下車

上記以外にも1日から3日は、山谷(隅田川)、渋谷(宮下公園)など、野宿者運動の取り組みや、自由と生存の家(四谷三丁目)など、現場交流を予定。

大阪へ移動
3月4日(木)→3月5日(金)全日建運輸連帯関西生コンの集会、釜ケ崎現場交流など予定

●シンポジウム「居住の権利と越境する社会運動」
日時:3月6日(土)13:30‐17:00
場所:明治大学リバティタワー7階1073教室
パネラー:ジャン=パティスト・エロー(DAL)、アイシャトゥ・バルテ(APEIS)、ヴェロニック(FRAPRU)、キム・フンヒョン(ストリートネット・インターナショナル)、アニー・プール(NO-VOX)ほか
資料代:500円

●屋外集会・デモ
「許すな! 貧困・不平等・社会的排除」
「取り戻せ! 生きる権利と希望」
「持たざる者は国境を越えて連帯しよう!!」

日時:3月7日(日)13:30
場所:恵比寿公園デモ出発15:00、渋谷へ

    
 NO-VOXネットワークとは、自らを「声なき者」「持たざる者」と自己規定した者たちによる運動の国際的なネットワークです。2003年、世界社会フォーラム(WSF)でのひとつのミーティングとして行われた「声なき者たちの第一回世界会議」を契機に呼びかけられました。以降、新自由主義グローバリズムによる社会的排除を受けてきた失業者、野宿者、移住労働者、土地無し農民などが、それぞれ各国で独自の取り組みを行いつつ、NO-VOXに連なる自覚を持ち、呼びかけがあれば各地で呼応した行動・連帯行動を行ってきました。例えば、06年、07年と大阪で繰り返された野宿者強制排除に対して、パリでは日本政府観光局や大阪市代表部などを占拠しての抗議・連帯行動が行われ、香港やブラジルでも日本大使館への抗議行動行動がありました。

 2008年12月、このNO-VOXに連なる運動体が直接顔を合わせる交流と討論の場が企画され、フランス、トルコ、カナダ、ポルトガル、マリ、日本からの参加者がパリに集まり、1週間にわたって第1回目のNO-VOX国際連帯フォーラムが開催されました。そして第2回目のフォーラムが、来たる3月1日~7日に日本で行われます。海外参加者は、フランスからは住宅への権利(DAL)、失業者運動、非正規滞在者の運動などから5名が、さらにカナダや韓国など、持たざる者たちを主体にした運動を担ってきた活動家たちが、1週間にわたって来日します。
 このフォーラムは、単に海外ゲストを招いての催しではなく、各々の現場の闘いを通した討論・交流を深める場としてつくられます。3月1~5日は、東京と 大阪で移住労働者・野宿者・非正規労働者との現場交流やディスカッション、6日には「居住の権利」をテーマにシンポジウム(13~17時、明治大学リバ ティホール)、7日は集会(13時半、恵比寿公園)とデモを準備しています。

 失業の増大とすぐに路上に放り出される日本の現実のなかで、生存権・労働権・教育権など、剥奪された社会的権利を取り戻す社会運動、それと結合した労 働運動が求められています。今回の国境を越えたNO-VOXの取り組みを通じて、国内においても広範な運動のネットワークが形成できればと考えています。

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【イベント】3/22(月・祝)「なくそうハウジングプア! 立ち上がろう借家人!」 住まいの貧困に取り組むネットワーク設立1周年記念集会&デモ(東京)

「なくそうハウジングプア! 立ち上がろう借家人!」
住まいの貧困に取り組むネットワーク設立1周年記念集会&デモ(東京)

日 時:2010年3月22日(月・祝)午後2時〜5時(開場1時30分)
場 所:新宿農協会館7階会議室
    新宿駅南口から徒歩5分http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%C7%C0%B6%A8%B2%F1%B4%DB&lat=35.68444806&lon=139.70152389&type=&ei=euc-jp&v=2&sc=3&lnm=%BF%B7%BD%C9%C7%C0%B6%A8%B2%F1%B4%DB&idx=33

参加費:資料代カンパ500円(払える方のみ)

●集会内容
・借家人当事者の発言(予定)
  悪質業者との闘い(フォーシーズ、シンエイ)、公共住宅からの追い出し問題、更新料問題
・パネルディスカッション
 本間義人(法政大学名誉教授、『居住の貧困』著者)
 増田尚(全国追い出し屋対策会議代表幹事、弁護士)
 稲葉剛(住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人、『ハウジングプア』著者)
・各現場からのアピール

終了後、午後5時30分より新宿駅周辺のデモを予定しています!時間のない方はデモだけの参加も歓迎です。

拡大し続ける「住まいの貧困」にストップをかけようと、2009年3月、「住まいの貧困に取り組むネットワーク」が設立されました。それから1年。「居住権を守れ!」という声に押されて、政府が民間賃貸住宅「追い出し屋」を規制する法案を今国会に提出する一方、一部の家賃保証会社は家賃滞納者のブラックリスト作りに乗り出すなど、「安心して暮らせる住まい」を求める動きと、業者側の利益のみを追い求める動きとの間で綱引きが続いています。

私たちは、ハウジングプアをなくしていくためにも、住まいを借りている人、借りようとしている人一人ひとりが横につながり、貧困ビジネスに対抗できる力をつけていくことが大切だと考えています。そうした考えのもと、この間、当ネットワークでは、借家人の当事者が中心となり、悪質な不動産業者や管理業者、家賃保証会社などに対する抗議行動に取り組んできました。

設立1周年となる集会では、この1年間の活動報告をおこなう一方、現状をふまえ、これからを展望できる議論をおこないたいと考えています。ぜひ集会及びデモへのご参加、並びにご賛同をお願いいたします。

【みなさまのご賛同をよろしくお願いします!!】
集会運営や今後のネットワークの活動のためにご賛同をお願いいたします。
個人1口、団体2口以上(1口:1000円)となります。
賛同費は当日の集会会場で受付にお渡しいただくか、下記口座にお振り込みください。
賛同いただける個人・団体は、以下の賛同フォームでメールをお願いいたします。
賛同申込送り先:sumainohinkon@gmail.com
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【1周年記念集会&デモ 賛同申込】
お名前(個人・団体名):

肩書き(個人の場合):

賛同費:  口(口数をご記入ください。個人1口、団体2口以上(1口:1000円))

ご連絡先(非公開):

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【TV番組】NHKスペシャル「権力の懐に飛び込んだ男100日の記録」

湯浅誠氏のTV番組です。NHKの方たちが力を入れて作られたそうです。
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NHKスペシャル「権力の懐に飛び込んだ男100日の記録」
2010年2月28日(日) 午後9時00分~9時49分 総合テレビ
※再放送2010年3月3日(水)  午前1時35分~2時25分(2日深夜)総合

1年前、”年越し派遣村”の村長を務めた湯浅誠氏。NPOとして在野で活動を続けてきた彼が政府に招かれ、昨年秋から内閣府の参与となり、緊急雇用対策本部「貧困・困窮者支援チーム」事務局長として活動を始めた。待ったなしの貧困対策。カメラは、従来の枠組みを超え、官僚や政治家、地方自治体の間を自在に飛び回り、貧困者の対策に乗り出す湯浅に密着。「誰もが平等に尊厳を大切にされる社会」を理想に掲げ、現場一筋に解決策を見出してきた湯浅は、果たして行政に横たわる様々な障壁を乗り越え、効果的な施策を実現してゆけるのか。困難に直面しながら格闘し、時に挫折する湯浅の100日を通して、政治主導を掲げる新政権、そしてなかなか崩れない縦割りの官僚組織や、疲弊する地方自治体の現実を描いていく。

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