SSSへの対応
2006年12月に「なにごともはじめてなもので」(2006年2月の記事)に
コメントをいただきました社会学者さまのご指摘に対してご説明いたします。
ご指摘ありがとうございました。
ホームレス総合相談ネットワークは、会として、
NPO法人SSSに入所している入所者への法律相談会を開催しています。
もちろん、SSSからお金はもらっておらず、
相談会への同席も遠慮してもらう、
施設への苦情や転宅希望も受け付ける、というものです。
NPO法人SSSに対しては、
批判を含めたさまざまな意見があることは会としても承知しており、
個人レベルではネットワークに登録している法律家の間にもさまざまな意見があり、
また、そのような意見があることについてSSSに伝えてもいます。
ただ、路上の人たちが「路上にいるから法律相談を受けにくい」状態となるのが望ましくないように、
「SSSにいるから法律相談を受けにくい」という状態になることは
入所者の利益の点から望ましいことではなく、
またそれを知りながら放置することは会として本望でもありません。
「SSSに協力するということではない」と明確にし、
またそれをSSSにも伝えた上で、法律相談を行なっています。
ご指摘の表現については、組織として検討してみます。
ご理解いただければ幸いです。
(事務局y)