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有楽町のガード下から温かいベッドへ

少し前の話になりますが、有楽町のガード下にいらした方は、支援団体の方々や法律家が迅速に動くことができた結果、とある施設に入所することができました。この方が施設に入る事ができ、もう野宿生活をしなくてすむことになったのは、通りがかったココロあるひとりの方(Aさんと呼ばせていただきます)が、私たちの団体にご連絡くださったことがきっかけでした。


連絡があってすぐ、支援団体の方、法律家がある区での生活保護申請に付き添い、生保申請をしました。身体の具合から、その方はまず病院に入院することになりました。数年ぶりに病院のベッドでその方はぐっすり眠る事ができました。入院後、支援団体の方が次に入れる施設を探してくださいました。私たちも、施設をさがしましたが、なかなか空きがなく、退院を間近に迫り、とても心配になりました。


また連絡をくださったAさんもその方のことを引き続き心配してくださり、その方のお見舞いにも行ってくださいました。お見舞いに来てもらえたその方は、とても喜ばれていたそうです。


高齢で、病気のために一人暮らしが難しいその方には、どうしても施設が必要です。見つからないと、また野宿生活へ戻るのか・・・。そんな心配をしていたところ、ある施設に空きが出て、入所できることになったと支援団体の方からご連絡をいただきました。


ほっとしました。
あるひとりの方からのご連絡で、あるひとりの方がホームレス状態から抜け出す事が出来、温かいベッドがあり、屋根があり、食事がでて、それなりのケアをしてもらえる施設に入所することができました。


現在、東京都では都の調査によると、3,773人の方が路上で生活されていると報告されています。
ただし、この数は、東京都が各管理施設から調査した数であり、実際に路上で生活されている方をカウントして調査した数ではないので、実際には、もっといらっしゃるでしょう。
参考→東京都平成18年冬期路上生活者概数調査の結果


ちなみにこの数字は、現在新宿区などで行なわれている、
地域生活移行支援事業によって、都庁のそばにある公園などから期間限定のアパート生活を始められた方たちが、ごっそり抜けています。
この事業が始まる前は、東京都内のホームレス状態にある方は、約5000人と報告されていました。
今回、施設に入所された方などは、この数のどちらにも入っていません。
そういった方が、東京にはまだまだたくさんおられることでしょう。


ひとりの方が関われば、ひとりの方がホームレス状態から抜け出せる可能性がある。
・・・そんなことをつらつら考える今日この頃です。

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