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「ホームレスに●●はいない!」???

先日のこと。
友人からこんなエピソードを聴きました。


ある友人が、突然言いました。

「オレ、髪の毛洗うの止める」
「急になんでまた?」

「ホームレスの人、見てみろ。禿げてる人ほとんどいねえだろ」
「・・・そうかなあ、そういわれてみれば、そういう人は少ないかもしれないなあ」

「絶対髪の毛洗う機会が少ないからだよ」
「・・・まあ、お風呂に入れる機会が少ないから、髪もなかなか洗えないよね」

「だろ。髪の毛を洗わないと禿げないんだよ。絶対。だから禿げないようにオレも洗わない」
「え・・・お前の場合は、ただ単に髪を洗うのが面倒なだけだろ・・・」


そのエピソードを聴いて、最初は、そんなことを言った友人の突拍子のなさを笑ってしまいました。そういえば、彼はお風呂に入るの面倒くさい、って言ってたし、そんなことを言うのもわかるなあ。


でもその後に真剣に考えてみたところ☆
そういわれてみれば、ホームレス状態にある方は、春夏秋冬、年間を通じて路上で生活するという大変な厳しい生活条件のもと、そのストレスは並大抵なものではありません。路上生活という生活形態をとりつつ、また、さまざまな問題を抱えてもいらっしゃいます。食生活ですら、一般の人よりも栄養価が非常に低く、一日に一食程度しか、食べていない方が多いのも事実です。


「仕事が超忙しい」
「合コン女王の座を新人に奪われた」
「職場での人間関係がうまくいかない・・・」
「思春期の子どもたちの進学問題が・・・」
「左遷された」
「卒業単位がかかった試験がたくさんある」
「彼氏がもう何年もできない」
「実はいじめにあっている」
「人生が思ったようにいかない」
「金がねー!」
「職場でお局とよばれはじめた」
「育児や家事が大変!」

一般的に「屋根」のある生活をしていても、こんな問題を抱えていたら、男性は髪が薄くなったり女性でも大量に抜け毛や白髪が増えたり円形脱毛症になったりもする・・・・・


ところが、確かにホームレス状態にある方で「髪が薄い」=通称ハ●、という方はあまりお見かけしません。もちろん「清潔さ」を保つため髪を短くされている人はたくさんいらっしゃいますし、「ふくだけでいいから自分でつるつるに剃ってるんだよ」というような方はいらっしゃいますし、帽子をかぶっている方もいます。


世の中の多くの男性陣が、仕事のストレスや歳をとるごとに髪が薄くなっていくことを気にしているのに・・・。ホームレス状態にある方たちの髪の毛はどうして薄くならないのだろう。やっぱり、洗う機会が少ないから?
それって、世に出てるシャンプーがよくないってこと?


劣悪な環境で食生活も十分な栄養をとっておらず、長く強度のストレスにさらされるというホームレス状態にありながら、みなさん髪型も個性豊かに五分刈り、ショート、セミロングなどいろいろ。また髪を長く、超ロングにされてる方もいます。そういう方は、切ることさえも忘れていらっしゃったり、精神疾患を有しておられる可能性があると思われるような方ですが、髪は黒々とふさふさとしている・・・。


そんなことを疑問に思っていたそんなある朝のこと。

「ライオンのたてがみは、生息する地域の温度によって、薄くなったり、長くなったりしているということが、ある研究チームの調査によって科学的に証明されました。気温の高い地域に生息するライオンの雄のたてがみは、薄く、短く、比較的気温の低い地域に生息するライオンは、毛が長く、太く、量も多く、えりまきの役目をするとのことです」

というニュースがラジオから流れてきました。
へー、そうなんだ〜。でもライオンって、アフリカのサバンナにしかいないんじゃない? そんなに気温違ったかなあ。ああ、でも国によっては、サバンナの気温が違うって話も聴いたような気がする・・・・・。


あ!!
もしかして、いつも寒い路上で生活されてる方たちは、身体の一番大事な部分の頭を守るために、髪が薄くならないように、脳が指令を出しているのじゃない?? 髪を生やす物質を大量に出すように。

モンゴルのゲルで生活している人たちも、南米の山の上で生活しているインディオの人たちも、アラスカのイヌイットの人たちなど、厳しい寒さの地域に住む人たちは、みんな髪がふさふさしているし、長い髪の人も多いじゃない!?

アフリカなどの暑い国の人は縮れ毛で、短くまとまるようになってる。女性も短くしていても可愛らしく縮れた巻き毛になるし。


ライオンのたてがみと、人間の髪の毛を同じに考えるのはナンセンス???
かもしれないけど、誰か科学的に証明してくれない???
髪の毛を洗わないでいると、髪が薄くならない、寒いところで生活していると、髪が薄くならない、ということを!


これからはだんだんと暑くなっていきます。炊き出しの場では、支援団体による散髪のサービスなども行われています。理容師さん、美容師さんなどがボランティアにいらっしゃってくださると、これからの季節は助かると思われます。


もし、関心を持たれた方は、ホームレス総合相談ネットワーク事務局まで。


(※このエピソードは、個人的な主観に基づくエッセイ的なものであり、ホームレス状態にある方々は、非常に栄養価の低いものしか摂取していない方が多く、食事の回数も一般的な生活水準にある人よりも回数も少なく栄養価も低いことによって、多く方が内蔵の疾患をもっていらっしゃったり、また、長期にわたって強度のストレスにさらされた生活をされていることは、厳然たる事実です。髪の毛が薄くならないということが、栄養が十分に足りている、気ままでストレスがない生活をしている、ということを言いたいのではありませんので、どうぞ、誤解なきよう。)

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Comments

!!
そうかも知れないですね。
ワタシは背が小さいので、おじさんたちの「頭頂部」を見る事が滅多に出来ないのですが・・・。


Posted by: るる | Friday, 28 April 2006 at 10:06 PM

たぶんそれは間違いじゃないかなって思います。
私が見たなかでは、一見ふさふさで髪が長いので隠れてますが、よく見ると頭頂部が・・・という方が多いように思いました。

Posted by: 孤独な旅人 | Friday, 21 April 2006 at 12:22 AM

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