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隅田川テラスのブルーシート小屋をめぐる、東京都の対応について

3月15日、隅田川テラス(墨田区側)桜橋と言問橋の間での小屋建設が行われました。桜橋近辺、また桜橋から月曜日に白髭橋上流(墨田区側)に移ったり、隅田 川をはさんで反対側(台東区)に住んでおられる路上生活の方がた、そして支援を行う多くの人々が結集し、七軒の小屋が建ちました。
 これで、月曜日から、「白髭上流」「銅像堀公園」と合わせて合計26軒のブルーシートの小屋が建設されました。


ところが、3月16日に以下のような事態が発生しました。

1)3月16日朝10:40に、東京都第五建設局職員が6名(うち4名は船で接岸しただけで上陸していない)、撤去の警告書を貼りに来た。対象は昨日建設した新規7件のテントのみ。以前からあった4件には警告書を貼ろうとする様子はなかった。
2)抗議行動を行い、結局警告書は貼らずに帰った。持ち帰った警告書の内容は、明日付けで撤去せよ、というものだった。
3)警察関係では、朝から公安の私服が3名張り付き、その後第五建設局職員が呼んだため、制服警官が都合30名ほど来た。
4)もみ合いの中、支援者の女性一名が東京都第五建設局管理課テラス適正化係長に、股間を蹴り上げられた。その様子はビデオに収められており、被害者は19日日曜日に診断を受ける予定。


つい先日の隅田川テラスでの出来事です。東京都の路上生活者に対する悪質な対応だけでなく、都職員による、支援者に対する暴力的行為も行われました。まさに、非道なやり方です。

当団体では、多くの法律家の協力のもと、このような行為に断固抗議していきたいと考えます。

以下
東京都第五建設事務所の路上生活者対策のページです。

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