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★サンドラ母子を強制送還させないために★

みなさま。

スージーさんとその娘さんサンドラちゃんが、不法滞在による強制送還を迫られています。
スージーさんとその娘さんサンドラちゃんは、スープの会で、もう10年近く関わっているオーバーステイ(ミャンマー国籍)の母子家庭の方がたです。そのサンドラさんとその娘さんが、不法滞在による強制送還を迫られています。

現在、「サンドラ母子を支える会」が発足し、スープの会、数名の法律家(ホームレス総合相談ネットワークからも数名)、学校、教員、その他多くの支援者によって、この問題に早急に取り組んでおります。
みなさまにもぜひご協力をお願いいたします。

訴訟や弁護費用、いまは無人になっているスージーさんのアパートを維持する費用など、サンドラ母子を支えるために資金が必要です。ご協力いただける方は、ぜひ下記までお振込みお願いいたします。

◆みずほ銀行渋谷支店 普通口座 1074903 
◆口座名義  サンドラ母子を支える会 (サンドラボシヲササエルカイ)

お振込みいただいた方は、事務局の今関 仁 宛にメールを送信ください。(ninjaman711@hotmail.com)

現在、メーリングリストによって関係者による情報交換がなされています。そのMLにご参加されることを希望される場合には、その旨もお書きください。また、ブログも立ち上げましたので、そちらもご覧いただけると幸いです。こちら!!!→ サンドラ母子を支える会     
みなさまのご協力を心からお願いいたします。

サンドラ母子を支える会事務局
(事務局:今関 仁)
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以下、サンドラ母子についての概略です。
(現在の状況等、詳細についてお知りになりたい方は、事務局までご連絡ください。)

サンドラ母子は、スープの会で、もう10年近く関わっているオーバーステイ(ミャンマー国籍)の母子家庭の方です。娘さんは現在新宿区内の小学校に通う5年生です。日本で生まれ育ち、日本語しかしゃべれないのですが、お母さんであるスージーが11月7日、三田警察に拘留されました。窃盗などの犯罪を犯したわけではなく、外国人らしい、というだけで職場近くにて職務質問を受け、不法滞在としてそのまま拘留されました。

このままいくと、通常一ヶ月以内に、母子ともに強制送還になってしまいます。難民同然で日本にきたスージーさんがミャンマーで生活できる基盤はなく、まして娘さんは、言葉すら通じない「異国の地」に突然放りこまれるのです。この、サンドラ母子を強制送還をさせないためにみなさまのご支援を心からお願いいたします。

(※また、こちらの記事のコメントに追加の情報を流していきますので、そちらもぜひ読んでください。または、サンドラ母子を支える会事務局をご覧ください

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みなさま

 初めまして。こんにちは。スープの会&「サンドラ母子を支える会」の後藤と申します。カンパ呼びかけメールなどを「ホームレス総合相談ネットワーク」の信木さんからお知らせしていただきました。信木さんありがとうございます。 私からも、再度のお願いと現在の状況をお知らせさせて頂きます。

 記述にありますように、スージーは11月7日に三田警察に拘留。結果、25日付けで不起訴処分。そのまま東京入国管理局に収容されました。収容所は、10人部屋、外部との接触も厳しく制限されます。私からみれば、実質拘置所での勾留となんら変わらない境遇です。
 
 本日12月25日をもって、収容が30日を超えることとなります。この間、なん度か、品川の収容所までスージーとの面会にゆきました。お子さん(以下、愛称サンドラ)の同級生の親御さんもその度にご一緒して下さいました。平日昼間に面会時間は限定され、一回10分の面会という限られた貴重な時間です。はじめのうちは、スージーも感情があふれて話もままならない状況が続きました。サンドラは大丈夫か、自分もこの年頃に生理を迎えた。いろいろなものを準備してあげなければならない、サンドラは自分が捨てられたと思っていないか、どんなところに
いるのか、電話だけでもいいから声を聞きたい・・・こんなにも感情をあらわに動揺し、混乱するスージーをみるのは始めてでした。
 「サンドラを学校に通わせるために」。いつもスージーが繰り返していたこの言葉に、どれほどの思いが込められていたのか、思い知らされるようでした。10年以上、4畳半と台所だけという小さなアパートながら、いつも逞しく明るく様々な困難を乗り越えてきました。その親子の暮らしを結ぶよりどころがどれほどの重みをもつものだったのか。そして、こんなにも軽々しく、たやすく崩され得るものだったのか。私自身、この「矛盾」を、今はしっかりと見つめようと思っています。
 
 自分がこの間の様々な取り組みのなかで、今こうしたかたちでこの親子の暮らしに、なぜ立ち会うこととなったのか。そのことの意味を、あらためて問い返さなければならないと思っています。面会に来てくれる弁護士さん方や同級生の親御さんの励ましもあり、最近は、逞しいスージーの笑顔を取り戻しつつあります。サンドラが学校を無事に卒業できるなら、自分は収容所での生活でも、いつまででも耐えられる。裁判も含めて、そのためならやれるところまでなんでもやると、力強く、いつもの凛とした目を真っ直ぐに向けてくれます。

 そのサンドラも、スージーが拘留されて以来、いまだ児童相談所の一時保護所に保護されています。お菓子パーティで友達をアパートに招くため飾り付けをしていたその日、「お母さんが、日本に来るときの手続きで、ちょっと間違いをした。お母さんが帰ってくるまでの少しの間」と児童相談所の職員が迎えに来ました。そのまま、今にいたります。児童相談所の相談員と私達とは、まめに連絡を取り合う良好な関係にありますが、本人との面会は、ままなりません。児童相談所も、先の見通しがまったくわからず、迎えに来たとき以上のことは本人に説明していないためです。私達とあ
うことでの動揺を恐れているのでしょう。

 サンドラは、冬休みの宿題を気にする毎日で、いつ学校に戻れるのかと、そればかり繰り返すそうです。母子家庭で、しかも何の社会保障もない「不法滞在者」としての暮らしのなかで、スージーは仕事に明け暮れる毎日でした。添付した資料の「地域の方々の声」からも伺えるように、学校からの行き帰り、そこで出会う学校や児童館の友達との繋がり。ドッチボールをし、アニメのキャラクターを楽しみ、たまに母とファミリーレストランでのささやかな外食を楽しむ。大久保のまちで日本人として暮らしてきた小学校5年生の彼女にとって、今はその日常が世界の全てなのだと思います。「ミャンマー」云々ということ言葉、それが彼女にとって何を意味するのか。いつかは彼女自身、向き合わなければならないことであり、避けられないことでしょう。

 しかしこうしたかたちで、まるで何者かに裁かれるように突きつけられることに、この多感な子どもが耐えられるのか。私は不安でなりません。生きていくために、これから厳しい選択が迫られているのだとすればなおさら、せめて自らの生い立ちを安心して肯定的に受け入れて欲しいと願うばかりです。結果、強制送還がさけられないとしても、そのための時間と環境を確保したい。母と友人達との関わりのなかで、信頼できる者からの言葉を通して向き合えるよう、手を尽くしたいと考えています。

 これから何が出来るのか。いまだに、模索しながらの取り組みです。様々な専門家の方々からアドバイスを頂き、弁護士の方々にも奔走していただいています。私も素人ながらそうしたなかで少しづつ勉強をしてきました。
 様々な方からのアドバイスをいただきながら、客観的にみて、強制送還は避けられない状況のようです。仮放免も、在留特別許可も、某かの権利性にもとづくものではなく法務省の「情状酌量」としてみとめられるに過ぎません。某かの基準が示されるものでもなく、実態として、まずおりることは望めないだろうとのことです。

 差し止め訴訟など、法的に争い時間を稼ぐこともできます。しかしその場合も、一年も二年も収容され続けられながらとなります。多くの場合、そうした「収容生活」に耐えられず、出国していくそうです。
 こうした長期間の収容が、なにゆえ許されるのか。素人ながら、入管法など様々な法文を読み直してみたところで、その根拠も私にはわかりません。入国管理局の審査が必要なのはそうでしょう。しかし、今回のように、逃走や他者への危害なども考えられず、保育に欠ける状況までともないながら、人一人を拘留し続けなければ審査ができないという理由や根拠がどこにあるのか。私にはまったく理解できません。

 いろいろな方々からアドバイスをいただくなかで、この親子のようなケースは、ごく無数にある、本当に無数に繰り返されてきた、一般的な強制送還の一事例に過ぎないということも分かりました。こうしたかたちで弁護士の方までついてくれて、一ヶ月も審査がつづいているのは、様々な偶然が重なったためで、通常は、二週間ほどでつぎつぎに強制送還をされてゆくそうです。法務省入国管理局のトップページのタイトルをみてみると、「ルールを守って国際化、を合い言葉に」「我が国にとって好ましくない外国人を強制的に国外に退去させることにより,健全な日本社会の発展に寄与」と、でかでかと語られています。そら恐ろしい限りです。

  「不法滞在」状態であることは事実です。そのために、このサンドラ親子のような「好ましくない」状況が生みだされていることは間違いありません。だからこそ、既存の「合法的なルール」とやらが問い直されなければならない時期に来ている。そのことは、地域社会にとっても、今だ息を潜めて「不法滞在」状態に暮らす数多の人々の為にも、互いにとって急務のこととして迫られているのだと思います。既存の法を振りかざし「強制的な退去」でもって、人の暮らしを消し去る。そうして安直に矛盾を消し去ろうとするのであれば、少なくともその先に「健全な」社会があるとは思えません。

  「スープの会」での取り組みのなかで、「ホームレス」と呼ばれ様々なかたちで社会的に排除されてきた人々との関わりを、10年続けて来ました。個々の暮らしと向き合い、そのなかで暗中模索しながら生活保護など社会保障のありよう、地域のなかで支え合い生きるための「居場所づくり」など、様々な取り組みを重ねてきましたが、そのなかでこの「社会」が何か大きく変わったかというと、何も実感はありません。

 私達のような小さな取り組みが、無数の個別の暮らしに一つ一つ向き合ったところで、非力な取り組みには変わりありません。ただ、「地域」「社会」とはなんなのか、そこに結ばれる「暮らし」のありようとは何なのか、私達自身が問い返していくための大切な関わりだったのだと思います。その問い返しを、私達自身の「言葉」として発していくために、なくてはならない関わりだと思っています。

 サンドラ母子との関わりも、そうあって欲しいと、個人的には思ってます。こうした事件が、ありふれた、あまた繰り返されることとして日々繰り返されているのだということそのものの矛盾を、この社会に対して問い返す「言葉」をもちたいと願っています。
 
 法務省という巨大な組織に、私達のような小さな取り組みが挑んだところで、「勝ち目」はないでしょう。しかし、収容の長期化や訴訟、サンドラの養育家庭での新しい生活など、今後様々に揺れ動くであろうこの母子の暮らしに寄りそってゆきたいと思っています。そのためには、たくさんの方々のご協力をいただかなければ不可能な状況です。そして、そうした方々との繋がりのなかでこそ、「言葉」を発してゆけるのだと思ってます。
 ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

Posted by: 後藤浩二(スープの会代表) | Monday, 26 December 2005 at 04:48 AM

「サンドラ母子を支える会」をご紹介いただき、ありがとうございました。
昨日は無人のアパートの片付けに行ってきましたが、おもちゃや学用品にたかるゴキブリの大集団と格闘してきました。
ついこの間まで使っていたランドセルが置いてあった机も、ゴキブリとねずみの糞だらけになっていました。
この母子が、地域でごく普通の暮らしができるようになること。ただそれだけが、私達の願いです。
皆さまのご支援よろしくお願いいたします。

Posted by: 今関 仁 | Monday, 26 December 2005 at 01:44 AM

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